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「惣菜アイデアメニューコンテスト」 柿安本店・興十郎総料理長に聞く商品化の視点

2013年02月12日
ファベックス恒例の惣菜アイデアメニューコンテスト、今年のテーマはサーモン(鮭)です

昨年は審査員全員が高い点数をつけた2つのレシピが全国の柿安ダイニング42店で販売されました。
日食・ファベックス大賞の「☆親子で兜春巻き☆」は揚げ物部門の期間限定商品として「年に一度の子どもの日♪兜はるまき」の名称で4月27日から5月5日まで1個200円(税別)で販売。また特別賞の「切り干し大根のペペロンチーノ」は4月11日からサラダ惣菜部門の新商品として、100g当たり280円(税別)で販売を開始、売上好調で5月31日まで販売日が延長されました。

審査員の一人である柿安本店の興十郎総料理長に、商品化の決め手についてお話を伺いました。

——この二つのレシピにどんな魅力を感じられたのでしょうか。
「☆親子で兜春巻き☆」は最初に見たときは「兜」の形が特徴的な形をしていて生産性の面で問題がありそうだなとか壊れやすいんじゃないかと思ったんです。
しかし試作テストをすると思ったほど生産性も悪くなく、壊れにくかったんです。「行事」の戦略の一つとして「兜」というキーワードは使えるなと思いました。

ネーミングもいいですし、もう一回り小さいサイズで中身も変えて将来的に子どもの日の主役の商品に育て上げることができるのではということで商品化に挑戦しました。
「切り干し大根のペペロンチーノ」は切り干し大根という食材には調理法の幅が少ない。
そこにイタリアンの“ペペロンチーノ”という面白い調理方法を持ってきたのが一番のポイント。
例えば普通の食材でペペロンチーノを作ろうとしたり、カペリーニなど小麦で作った麺、米粉やビーフンなんかを持ってきても魅力を感じなかったと思います。

「切り干し大根」は料理方法がよくわからない食材なんですね。惣菜・中食でいまや引っ張りだこのゴーヤやアボカドも最初はそうでした。
“家庭であまり作られない料理はよく売れる”という法則があります。そういう意味で切干大根は将来的に大化けするかもしれませんね。

——商品化にあたってアレンジが必要でしたか。
「☆親子で兜春巻き☆」は子どもの日に合わせた販売でしたので商品名を「年に一度の子どもの日♪兜はるまき」と変えました。
味については具材の調味に使用していたクレイジーソルト(調味料)を岩塩に変えた程度であまりいじっていません。噛んだときの弾力だとか色彩もそのままほとんどオリジナルレシピのまま。
一方、「切り干し大根のペペロンチーノ」は惣菜商品として視覚面の訴求が大切ですから、パプリカを加えるなど彩りを少しだけ補いました。

——両商品とも今年も店頭に登場しますか。
興総料理長店頭で販売する商品はいつも同じ形、味付けではありません。定番商品として採用するにも色んな発想を加え進化させてゆく。それがロングヒットにつながる道なんです。

「年に一度の子どもの日♪兜はるまき」は昨年よりもう一回り小さいサイズで中身を変えたものになるかもしれません。そうして将来は子どもの日の行事のオリジナル商品に成長させることができればいいですね。「兜いなり」なんていうのも面白いと思います。

——興総料理長、本日は商品化のヒントをわかりやすくお教えいただきありがとうございました。

※惣菜アイデアレシピを応募される方はこちらから応募用紙をダウンロードしてください。

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