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FABEX出展社インタビュー ユウキ食品株式会社様

2012年12月29日
1974年、ユウキ食品(株)は東京都調布市富士見町に本社を設立。社名は有機栽培食品の有機の字の“機”を、事を起こす紀元の“紀”の字に変えて有紀食品とし、グローバルな食材を取り扱うことからさらにカタカナ表記に変更してきたとのことです。

同社は中華、エスニック料理材料の市場ではトップシェアを維持し、近年は欧米の食材から冷凍デザートまで領域を広げています。

展示会出展の価値を早くから感じていた同社は家庭用商品から業務用商品にシフトした際に第1回開催のFABEX展に出展を決めたとのこと。ブースでの出会いが商談への近道と感じていらっしゃいます。

同社 業務用加工食品営業部 佐藤正行氏に入社時から担当してきたFABEX展についてお話を伺いました。
(聞き手:日本食糧新聞社 山田由紀子)


Q1.FABEX展に関わるようになった経緯を教えていただけますか。

務用加工食品営業部 佐藤正行氏私がユウキ食品に入社してから今年で14年になります。当社はFABEX展の第1回から出展しており、入社まもなくFABEX展の担当を命じられ第3回から担当になりました。

普通FABEXのような規模の大きな展示会に新人をつけることはないと思いますが、まずどんな提案が出来るかやらせてみよう、といった上の判断があったようです。

当時のユウキ食品は、商品の売上構成比で家庭用商材が約6割を占めていたこともあり、家庭用商材をPRできる展示会ということで、FOODEX展やスーパーマーケットトレードショーに出展していました。業務用では問屋さんの専門展示会にも出ていましたが、業務用総合展と銘打った規模の大きなFABEX展ということで、緊張感をもって取り組みました。


Q2.具体的にはどのような展示をなさったのでしょうか。

当時の商品アイテムは規格違いを除いても約400アイテムありましたので、バイヤー様に注目していただける効果的なディスプレーとして、①テーマのある提案 ②これから注目されそうな商品 ③新商品、の3つにカテゴリー分けしました。

大量に陳列することで注力商品が埋没しないか。インパクトのあるブースと感じていただけるか。そこに集中して陳列したところ、社内でも好評で、ブースにお立ち寄りいただいたバイヤーの皆さまからも商品構成がわかりやすいとのお言葉をいただけたのがうれしかったですね。この時の考え方を今も大切に、ユウキ食品ならではのオリジナリティーを感じていただける展示と商品提案を心がけ、常に進化と変化を取り入れたいと思っております。


Q3.今年4月に開催されたFABEXのコンセプトをお教えいただけますか。

FABEXブース写真
今年は猛暑との予想がありましたのでエスニック商材に焦点を当て、さらにビールに合う中食・惣菜向けの商品を打ち出す提案を考えました。

実際のブースでは「エスニックコーナー」を設け、その隣に中華系調味料の新商品を並べてアジアの食を強調し、プロの料理人の方に注目していただける陳列をいたしました。

また、スーパー・中食業態のバイヤー様向きに、ファストフード的なテイクアウト商品の売上を伸ばすシーズニング商品を試食でご紹介しました。


Q4.試食はどのように提供したのですか。

シーズニングは新発売の3種を含め9種類。これを2種類ずつローテーションを組み、ブース内で素揚げしたポテト、唐揚げとステーキ肉にシーズニングを振りかけ温かいうちにご提供しました。あまり経験したことのない新しい味わいという声もあり、たくさんの方に召し上がっていただきました。

当社は新商品が多いため、試食も色々とお出しします。最近カジュアルなスペイン料理を味わえるスペインバルが注目されていることもあり、今年欧米・オセアニア食材のジャンルで「ブイヤベースの素」「パエリアの素」の2商品を新発売しました。

「パエリアの素」は各社から液体タイプが発売されていますが、当社はあえて顆粒にこだわりました。この商品はコメや具材と馴染みがよく、計量しやすく扱いやすい利点があり、サフランの香りが際立つのが特徴です。この「パエリアの素」で調理したパエリアを試食提供し非常に好評をいただきました。


Q5.貴社は中華食材が主力商品と聞いておりますが。

photo1当社は中華の調味料を最も重要視しており今年も新製品を発表しました。4月のFABEX展に向け、3月に「四川青山椒」を新発売しました。

一般的に中国の山椒は「花椒」という赤く色づいた実を乾燥したものです。これに対し、「四川青山椒」は青い未熟の実を乾燥したもので辛味は花椒より強くシャープな香りとその強さが特徴です。炒め物や隠し味に使えばふわっとした香りが料理を引き立てます。

FABEX展では当社ブースに中華のコックさんが多数お寄りくださいます。「こんなの出したの?」とかサンプルのご提供で採用いただけることも多いので、まずは新しい味にチャレンジしてくださる方にぜひ使っていただきたい商品としてご提案しました。


Q6.ブースに立ち寄ってくださる方はどんな方が多いのですか。

招待券を事前にお送りしていることもあり既存の取引先が圧倒的ですが、最近目立って多いのが外食チェーン店のバイヤー様。商品部のメニュー開発の方が多数いらっしゃいます。

FABEX展には担当者の方、メニュー開発の方、色んな立場の方がグループで立ち寄られ、展示品をご覧になり試食を召し上がります。「これはどうだろう」と迷われる方がいても他の方が「面白いんじゃないか」ということで商談が進展するケースが増えています。これまで商談の窓口がお一人だった企業様も、FABEX展を機会に各部署のバイヤー様に一気にご提案ができるようになりました。

以前は1社2枚程度招待券をお送りしていた相手先からも「開発のみんなで行きたいから20枚送って欲しい」といったご希望が届くようになりました。今年の来場者は7万人を超えたそうですが、FABEXの集客力の凄さをあらためて感じます。


Q7.FABEX2013に向けた企画を教えていただけますか。

最近、食材や調味料に非常にこだわりを持つ外食チェーンのバイヤー様が増えています。「簡単なマーボーソースなんかじゃなくて、よりプロっぽい調味料が欲しい。手間がかかってもいいから」とおっしゃるんですね。おいしいのは当たり前。それ以上に特徴がないと注目されにくい時代を迎えているように思います。他社との差別化を図るということ、マニアックな味を求める空気を強く感じますので、そうした期待にお応えできる商品とレシピをご提案したいと考えています。

 
--ありがとうございました。

ユウキ食品株式会社
東京都調布市富士見町1-2-2
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